2009年度卒業生の山田洸平です。大学を卒業してから半年もの間、就職が決まらないままの日々を送っておりましたが、10月にようやく補聴器専門店を経営する会社に補聴器技能者として内定を頂きました。バリアフリー委員会で聴覚障がいに携わり、「きこえない」世界を知った私だからこそできることがあると思います。今はまだまだ勉強の毎日ですが、一日でも早くお客様に「きこえる」喜びを提供できるよう頑張っています。
私は大学で勉強もバイトもサークル活動もしていませんでしたが、胸を張って「良い大学生活だった!」と言えることが出来ます。それはバリアフリー委員会での4年間の経験があったからです。たくさんの仲間がいた。たくさん悩んだ、言い合った、苦しんだ。そして喜びを分かち合った。そういう一つひとつが、今の私の自信になっています。何でもいい、とにかく何か一つのことを頑張ってみてください。それは必ず人生の財産になります。そして、もしそれがバリアフリー委員会の活動であったら、OBとしてこれほど嬉しいことはありません。